DELL Inspiron 5505のメモリとSSDの増設方法

その他商品レビュー

8年間使っていたVAIOがついに壊れたためDELLのノートPCに買い替えて、ついでにメモリとSSDを増設したので、今回はその方法についてご紹介。(仕様や機能、CPU性能については詳述していません!)

こんな人なら参考になるかも!

  • DELL Inspiron 5505を購入予定の人。
  • DELLのInspironを購入したけど、メモリやSSD増設のやり方がわからない。
  • 初心者なので、まずはやり方だけ確認したい。
  • メモリとSSDは何を買えばいいのかわからない。

DELL InspironってどんなPC?

Inspiron(インスパイロン)はDELLの主力となるエントリーモデルのシリーズ、ブランドです。
2021年1月現在、Inspiron3000、5000、7000とそれぞれシリーズがあります。
それぞれざっくりですが、3000は基本モデル、5000は標準モデル、7000は上級モデルと考えてもらえればと思います。

ちなみに今回購入したのは Inspiron 5000シリーズの5505です。5504というのもありますが、こちらはサイズが14インチモデルで、5505は15インチモデルです。大は小を兼ねるということで5505にしました。

詳しくはこちらのページで確認できます。

価格は?

Inspiron 5505の中でもいくつかのバリエーションがあり、それぞれ価格が異なります。
購入したのはInspiron 15 5000 (5505) プレミアムです。

購入したのはちょうどブラックフライデーの時期でクーポンを使って約50,000円ほどでした。
現在のところ、1月12日までとなってしまいますが、20%オフのクーポンがあるので、適用後の価格で約5,2000円ほどで購入できるようです。
正直、6万円台でも相当コスパがいいノートPCだと思うので、もしPCの購入を検討されている方がいたらぜひInspironも選択肢に入れた方がいいと思います。

スペック

スペックは以下の通りです。

  • AMD Ryzen™ 5 4500U モバイル プロセッサー with Radeon™ グラフィックス
  • Windows 10 Home (64ビット) 日本語
  • AMD Radeon™ グラフィックス 共有グラフィックスメモリー
  • メモリ8GB, 1x8GB, DDR4, 3200MHz
  • 256GB M.2 PCIe NVMe SSD

8年前のボロボロのPCだったので、買い替え後に初めて使った時はちょっと感動したぐらい動作が軽くて使い勝手がよかったです(笑)

使用用途はOffice、WEBの閲覧、ブログ、画像編集、簡単な動画編集程度なのでまったく問題ないどころか、スペック高くて能力を引き出せてないかも・・・Windowsの起動がとにかくめっちゃ早いですね。

注意点

初心者の方が知らずに購入したら失敗したと思ってしまいそうな部分がいくつかありますので、一応記載しておきます。

  • 有線LANのインターフェースはありません。有線LANを使う予定なら家電量販店またはネットで外付けの有線LANアダプタを購入する必要があります。

  • オプションを付けないと光学ドライブは付きません。ですが、こちらも外付けの光学ドライブがそこら中で安価なものが売っているので、どうしても必要なら別途購入すれば問題ないと思います。

  • Office製品も「あり」「なし」の選択が必要な場合や、最初からoffice付きとなっているものなどいくつか種類があるため注意が必要です。ちなみに今回購入したInspiron 15 5000 (5505) プレミアムはオプションでoffice付きにする必要があります。

  • 注文してから届くまでに時間がかかります。購入画面で到着日数が記載されていますが、概ね1か月~1か月半程度は掛かるようです。ですが、今回12月3日にオーダーして到着したのが、12月24日だったので、凡そ20日程度で到着しているので、実際には表記日数よりも早めに到着するのかもしれません。(※即納モデルや在庫数により異なります。)

カバーの開け方と注意点

まず、カバーの開け方ですが、止まっているネジがかなり小さくてやわらかい素材なので、できるだけ精密ドライバーを使って開けるようにしてください。100均のドライバーでもできなくはないですが、ネジ自体が小さいので万が一ネジをなめてしまった場合は最悪開けることができなくなったり、逆に閉められなくなったりする場合がありますので、要注意です。

ビットが数十個付属している精密ドライバーが1700円程度で売っているのでこの機会に購入することをおすすめします。


また、こういった機器のフタを取り外すのに便利なオープナーも付属しています。
(ギターのピックのような形)

精密ドライバーが用意できたら、順番にネジを外していきましょう。
画像の赤丸の部分はネジを取り外すことができない仕組みになっているので、ある程度緩めたらOKです。間違っても無理やり外すようなことはしないように!それ以外のネジは普通に外れるまで回していきます。
参考までに、ネジを外すときに使用したのは画像の赤丸で囲んだサイズの+ビットです。

ネジをすべて外せたら今度は側面の隙間から定規やプラスチックカードなどを使用して内側に止まっている爪を外していきます。この時、上記のオープナーがあれば簡単に外していけます。
オープナーを差し込んだら、テコの原理で一周するように少しずつ外しましょう。

カバーを開けると下記のようになっています。
それぞれ赤字で書いてある部分が各部品を取り付けていく箇所です。
まずは、バッテリーケーブルを外しましょう

メモリの増設

今回購入したのはCrucial CT8G4SFS832Aです。8GBを1枚追加で計16GBにしました。もちろん問題なく動作しています。
この手順が書いてある紙をペラっとめくると差し込み口が見えます。
ここに差し込んでいきます

バッテリーケーブルを外せたら、メモリの空きスロットに差し込んでいきます。
コツとしては、水平に差し込むのではなく、斜め45度の角度から差し込むようにすることです。
最初に水平に差し込もうとしても奥まで入っていきません。

奥まで差し込めたら、水平に倒すようにすると両端の金具のような部分がパチッとはまります。ズレたり斜めになっていなければ取り付け完了です。

SSDの増設

SSD増設のために購入したのはTCSUNBOW SSD M.2 2280 512GBです。こちらも全く問題なく使えていますし、何より安い(笑)

上の画像のSSDの部分ですが、まず手前にネジで止まっている部分があるので、一旦これを外します。
ネジを外せたら差し込んでいきますが、SSDは取り付けの際に切り欠きの場所が合うように向きに注意して差し込んでください。
ちなみに、ブルーのウレタンのようなものが付いてますが、それはそのままにしてその上に重ねるように取り付けます。差し込めたら再度ネジをとめて完了です。
最後にバッテリーケーブルを差し込んで裏蓋をつけて元に戻したらすべて終了です。

※SSDは取り付けただけでは使用できません。使用するためには「フォーマット」が必要です。
 SSDのフォーマットがわからない人はググってください。

まとめ

やってみたら意外と簡単だったと思います。特に迷うことがなければ、20分程度で終わる作業なので、ぜひスペックアップしてもらえればと思います。

1.精密ドライバーで裏蓋のネジを外す。ヒンジ横の2か所は外すことができないので、ある程度緩めるだけでOK

2.オープナー、もしくはカードなどを使用して爪を外していく。

3.バッテリーケーブルを最初に抜く

4.メモリを差し込む。差し込む際は45度の角度から差し込むようにして、奥まで入ったら水平に倒して最後まではめ込むように。

5.SSDの増設箇所にあるネジを外して、SSDを差し込む。再度ネジで止める。

6.バッテリーケーブルを再度差し込む

7.裏蓋を元通りはめ込み、全てのネジを締める。

8.PCを起動したらSSDのフォーマットをして完了。

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